IE9ピン留め
町でいちばんの美女


チャールズ・ブコウスキー著 「町でいちばんの美女」を読んだ。

日雇いで稼いだ金はすぐにバーで使ってしまい、女の金を頼りに生きる。
そういったいわゆる駄目な男にまつわる話が満載。

タイトルになっている話は、とても短い話で、表現も短い言葉が多いが
それだけに想像力をかきたて、深い時間感覚を味あわせてくれる。
詩人として活躍していた人だけに、こういったことができるのだろう。

美しい話もある反面、人間の醜さ、愚かさなども赤裸裸に描かれている。
実力主義そのものであるようなアメリカの輝かしい表面の裏には、
敗北にまみれ、生きる意義や希望などを失いきった人間がゴマンといる。
そういった人々は大衆から疎んじられ、嫌われながらも
自分のことを信じて生きている。
そこにブコウスキーが言うような人間らしさがあるのだろう。
# by olga-tanake | 2010-11-30 14:08
小説 盛田昭夫学校


「小説 盛田昭夫学校」を読んだ。

戦後の復興の頃から、高度経済成長にかけて
世界のブランド「SONY」を作り上げていくまでの話。

とにかくエネルギッシュ、とにかくパワフル。
そしてまわりに笑顔ややる気を振りまいていく。

「小説」と書いているだけあって、描写は作り込まれているところはあるだろうが、
読み物として単純に面白く読める。
読みやすい。

トランジスタ、テープレコーダー、ウォークマン、ベータマックス、トリニトロンといった
当たり前のように使われているもの、当たり前にあるものを
当たり前にない時代から取り入れる好奇心や探求力に
とにかく感服してしまう。
# by olga-tanake | 2010-11-30 14:00
青春 と 変態


会田誠 著作 「青春と変態」を読んだ。

スキー部のちょっと暗い青年が、あるときからトイレでの覗きにハマり、
合宿場での絶好の覗きポイントで観覧した様を日記風につづる。

これだけ書くと単純明快に変態ものだけれども、
これが意外に意外、読み終わった後に感動してしまった。

もちろん描写が克明なことや、自分の変態性を冷静に判断しているところは
普通の人には目を背けたくなるかもしれないが、
ここではひどく純粋なものが描かれている。
そのベクトルが覗きだっただけで。

とにかく読んでみないとわからない。
最近は新装版が出ている。
表紙だけで判断することなかれ。

# by olga-tanake | 2010-11-30 13:55
超 いまさら


アバターを見た。

あらすじは説明するまでもないか・・・
そして説明するまでもないあらすじか・・・

マトリックスとかと違い、仮想世界ー現実世界と明確に分かれているのではなく、
地続きなのが面白いなあと思った。

とにかく映像がすごい。すごい。
これ映画館で見たらすごいだろうなあ。
# by olga-tanake | 2010-11-30 13:49
2010.11.6 OLGA live 告知映像


告知映像つくりました。

手足は A.d.S.L.の明香さんに協力してもらいました。
当日も出演しますよー。
# by olga-tanake | 2010-11-03 01:47
2010 11 6 O L G A


やります。


OLGA ライブ 2010年 11月6日 @ 池袋マイルスカフェ

1st stage
20:00 START
visual + laptop + dance + guitar

visual & laptop : 田中啓介
dance : 明香 ( from A.d.S.L. )
guitar : 田中 tak 拓也


2nd stage
21:00 START
laptop + band

laptop & bass : 田中啓介
guitar : 田中 tak 拓也
keyboard : 中林万里子
drums : 粕谷謙介

予約:2,600円、当日:3,000円
(別途1drink 600円)


お時間ある方はぜひどうぞ。
# by olga-tanake | 2010-10-27 12:45
記録 2010 oct


類家心平 4 piece band @ motion blue yokohama

VJ として参加。
この日のために作ったオープニング映像、
なかなか気持ち悪くてよかったと思います。

このオープニング映像を作るのにレンダリングが遅くて
mac pro 購入を決意。
# by olga-tanake | 2010-10-25 12:47
記憶 2010.7 北海道


二度目の伊達はより強烈に自分の中に残った。
関わってくれた皆様に感謝。
また行こう。
# by olga-tanake | 2010-07-21 00:00
『リアル感電!!』


ホナガヨウコ企画 音体パフォーマンス公演 『リアル感電!!』 を見た。

音体パフォーマンスとは、モデルでありダンサーのホナガヨウコさんが、
音楽とダンスをセッションさせ、音楽を視覚的に見せるように情景を描き、
生演奏で踊る、というもの。

にせんねんもんだい、サンガツ、と続いて今回は d.v.d。
ドラマーのjimanicaさんは以前jazz collectiveで一緒に演奏していたので、
舞台を見ていてなんだか不思議な気分になった。

ドラム二人、映像、パフォーマー7人と、かなり大掛かりな上、
証明がなんとも美しく、舞台というより空間そのものが一つの大きな演出のもとに
形作られていた。

次はどんなかたちで出てくるのか?
ダンス、音楽、といったカテゴリなどどうでもよく、
ホナガさんが何か面白いことをやってくれる、という気持ちのよい期待を持ってしまう。
# by olga-tanake | 2010-04-28 09:46
対岸の彼女


角田光代 「対岸の彼女」を読んだ。

他の友達とうまく交われない子供を見て自分の不器用さを感じ、
生活にも張りを見いだせない女性が仕事を探す決意をする。
カラッとした同じ年の葵という社長がいる会社で働きはじめ、
自分の企画が実っていくことで喜びを感じはじめるが、
葵の奔放な性格からか、会社としての経営が危うくなる。
そんな奔放な葵には、週刊誌を騒がせる事件を起こしていたという、
暗い過去があった。

現在と過去を行き来し、別々に進行する話だが、どこかオーバーラップするところがあり、
読んでいて常に既視感をもってしまう。
ぐぐっと引き込む文章、ここ、というところでやってくる台詞などが
なんとも心を揺さぶる。

読み終わった後で、そういえばこれ直木賞とった作品なんだなあ、と思い返した。
力あるものには結果がついてくる。
# by olga-tanake | 2010-04-25 09:52
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