映画「揮発性の女」を見た。 「鬼畜大宴会」「アンテナ」などで知られる熊切和嘉監督作品。 ガソリンスタンドで働く未亡人と、銀行強盗をして逃げる男が一緒に住み始めるもの。 短い時間のなかで被害者と加害者が恋に落ちるのを描くのは難しいのか・・・ 苦しい点もいくつかあったが、熊切監督はやはりどこかで何かを残していく。 無邪気なコギャルへの嫉妬、若い男への執拗な性の要求、 殴打された警官を助けるのではなく一緒に写真を撮影するヤンキー。 いやな気持ちが起こるが現実味たっぷりな演出。 フィクションであるようなノンフィクションのようなものを描く、そして 人間の嫌な部分をさらけ出す。 先日ドラマ「トンスラ」も全話見たのだけど、 その中の一部を熊切監督が担当していたらしい。 ああいう支離滅裂なものをやらせたらとてもいい。
by olga-tanake
| 2009-02-02 18:52
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ソウル、ファンク、ジャズを基盤としつつも、柔軟なスタイルで演奏するベーシスト。
ベーシストとしてだけではなく、VJ、トラックメーカー、デザイナーとして映像・ 現代美術・ダンスといった様々なジャンルを横断した活動を行っている。 全ての表現活動の壁を無くし、フラットに、自由に、複雑な結合を繰り返すことを目指している。 検索
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