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桜姫

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シアターコクーンにて行われている舞台「桜姫」を見てきた。
知り合いのパーカッショニスト、熊谷太輔さんが出演していたのでチケットとっていただきました。

「桜姫」は歌舞伎版と現代劇版があり、今回見に行ったのは現代劇版。

奇跡を起こすと話題になっている男セルゲイが、16年前に心中を図った人の生まれ変わりのような
女を追ってスラムへ向かう。そこで女は結婚するはずだったが実は子供がいて・・・

ストーリーはなかなか難解。
時間軸がいったりきたり、事実もなかったものがあることになったりなくなったり。
難解なストーリーなのだが、音楽の出てくるタイミングや出演者の間合いがよかったりするので
都合3時間にもわたる舞台があっという間に見終わった印象。

ただシリアスということもなく、ただお笑いということもなく。
大舞台にもなると、そういった偏りも感じさせずにエンターテインメイントに仕上げるのだなあ、と
感服しきり。
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by olga-tanake | 2009-06-18 13:30

キサラギ

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映画「キサラギ」を見た。

1年前に自殺したアイドル如月ミキを追悼するため、ファン5人がパーティーを開く。
ネットを通じて知り合った5人はお互いのことをよく知らないままパーティーが始まり、
そこから自殺について疑い出し、それぞれの素性が明らかになっていく。

見始めたときには「展開速いなー。途中で息切れしないかな」と思ったが、事態は二転三転。
あっという間の2時間だった。
展開があまりに急、かつすごい方向にいくのでちょっとひっかかる部分もありつつも、
きちんと2時間で物語をまとめているところはすごい。
2時間一本、舞台は基本的にワンシーン、というところを考えると映画というよりは演劇に近い。

回想シーンなどを考えるときの写真をアニメーションさせる手法は
押井守の「立食師列伝」みたいだった(こっちは未見)。
同じ人なのかな?
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by olga-tanake | 2009-06-18 13:22

誰も知らない

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映画「誰も知らない」を見た。

自由奔放な母。
近所に迷惑がられるから、と存在がないように部屋で暮らす4人の子供。
母は旅行に行く。いつ帰ってくるかわからない。
お金が底をつきそうになった子供はかつての父たちにお金を借りにいく。
それぞれの子供は父が違うようだ。
かつての父たちはとてもドライに子供たちに接する。
母はそれでも帰ってこない。

子供たちは学校に行きたがる。
友達欲しさに大事なお金でゲームを買ったりおごったりしてしまう。
電気が止まり、水道が止まる。
近所の公園で洗濯し、トイレも済ませる。
それでも母は帰ってこなく、お金がたまに来るだけ。

子供の一人が椅子から落ちて死んでしまう。
死体をトランクに入れて羽田空港に捨てにいく。
パイロットだった父が働いていた羽田空港へ。


これが実際の事件にヒントを得て(ディテールは違うようだ)制作されたというのだから驚く。
子供たちがかわいそう、とももちろん思うが、子供たちが非常に強く自立して生きていく姿に感銘を受ける。
もちろん、不登校の女子高生やコンビニの人から助けを得ながらではあるが、
非常に機転を利かせてなんとか生きていく。
色々な方面から、色々な想いを喚起させる映画。
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by olga-tanake | 2009-06-03 18:55