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『リアル感電!!』

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ホナガヨウコ企画 音体パフォーマンス公演 『リアル感電!!』 を見た。

音体パフォーマンスとは、モデルでありダンサーのホナガヨウコさんが、
音楽とダンスをセッションさせ、音楽を視覚的に見せるように情景を描き、
生演奏で踊る、というもの。

にせんねんもんだい、サンガツ、と続いて今回は d.v.d。
ドラマーのjimanicaさんは以前jazz collectiveで一緒に演奏していたので、
舞台を見ていてなんだか不思議な気分になった。

ドラム二人、映像、パフォーマー7人と、かなり大掛かりな上、
証明がなんとも美しく、舞台というより空間そのものが一つの大きな演出のもとに
形作られていた。

次はどんなかたちで出てくるのか?
ダンス、音楽、といったカテゴリなどどうでもよく、
ホナガさんが何か面白いことをやってくれる、という気持ちのよい期待を持ってしまう。
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by olga-tanake | 2010-04-28 09:46

対岸の彼女

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角田光代 「対岸の彼女」を読んだ。

他の友達とうまく交われない子供を見て自分の不器用さを感じ、
生活にも張りを見いだせない女性が仕事を探す決意をする。
カラッとした同じ年の葵という社長がいる会社で働きはじめ、
自分の企画が実っていくことで喜びを感じはじめるが、
葵の奔放な性格からか、会社としての経営が危うくなる。
そんな奔放な葵には、週刊誌を騒がせる事件を起こしていたという、
暗い過去があった。

現在と過去を行き来し、別々に進行する話だが、どこかオーバーラップするところがあり、
読んでいて常に既視感をもってしまう。
ぐぐっと引き込む文章、ここ、というところでやってくる台詞などが
なんとも心を揺さぶる。

読み終わった後で、そういえばこれ直木賞とった作品なんだなあ、と思い返した。
力あるものには結果がついてくる。
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by olga-tanake | 2010-04-25 09:52

「美しい手紙」

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ライオンパーマ公演 「美しい手紙」 を見た

ボーリング学生選手権で優勝し、ボーリングブームを巻き起こした5人。
2連覇を目前にし、テイクバックしたボールが当たり記憶喪失になってしまったメンバーの記憶を取り戻すために3日間空けてくれ、という招待状をもらったメンバーは10年ぶりに集まり、記憶をたどっていく。
ただ、誰が招待状を出したのか知らない。
マネージャーが受け取った匿名の手紙は誰が出したのか?
記憶は戻るのか?

テンポがよく、メリハリがある展開であっという間に見終わった。
出演者の一人、あやさんが知り合いで見に行ったのだが、一人5役くらいやっていた。
出演者はもう2人くらい必要だったかもしれない。
同じ人をここまで使い分けられるのか、と演出の流れに感服。
それをこなす役者にはもっと感服。
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by olga-tanake | 2010-04-23 09:47

私を抱いてそしてキスして

家田荘子 著「私を抱いてそしてキスして」を読んだ。

ドキュメンタリーライターである著者がエイズと出会い、
エイズボランティアとして二人の人間の生活と向き合っていく。

自虐的になったり悲観的になったり、薬物に依存したりしながらも、
粘り強くボランティアに向かう著者に対し心を開き、
お互いを大事な存在と認識し、信頼していく。

時代のせいなのか、エイズに対する偏見がひどい。

情報が不足しているからこそ、自分自身で判断し、
冷静に行動することが必要なのは、エイズであれ癌であれ、
いつの時代であっても大切なことではないだろうか。
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by olga-tanake | 2010-04-07 13:12

がんと向き合って

上野創 著、「がんと向き合って」を読んだ。

26歳の新聞記者だった著者が、突然睾丸に癌が発見され、
しかも肺に転移しているのが見つかった。

入院して即手術、抗ガン剤の副作用との闘い、
超大量投与療法による体力低下や鬱、
そして二度に渡る再発について、リアルに、
でも非常に読みやすいタッチで描かれている。

本の中に二度、本人の写真が出てくる。
一枚は入院当時恋人だった女性が、入院してすぐに結婚を決意、
外泊のときに二人で撮影したもの。
もう一枚は結婚式のもの。

癌が今ほどオープンでない時代、
しかも当事者とは思えない明るい表情に、余計心を打たれる。

著者は闘病の結果、三度目の再発を起こさずに行き抜く。
死に向き合うことで、余計に生について考えることになり、
幸せのハードルが下がった、という。

いずれは癌になるであろうと考えると、
こういった経験を知ることは心強い指標になってくれそうだ。
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by olga-tanake | 2010-04-07 13:12