1 ![]() ICCにdumb typeの「S/N」を見に行った。 オペラシティで行われている「trace elements」にdumb type主宰の古橋悌二が出展しているため、特別上映がされていた。 以前に「or」を見て衝撃を受けて以来、「pH」「memorandam」と集めて熱心に見ていたが、この 「S/N」は見る機会がなかった。しかし、著作を読んでも雑誌でも、この作品が一番取り上げられており、問題作とされていた。見たい。ずっと思っていた気持ちがようやく実現。 内容は古橋悌二自身がHIVポジティブでありホモセクシャルであることをカミングアウトするところから始まる。セックスに関するフリートーク、ダンス、モノローグなどを織り交ぜながら、エイズとは、LOVEとは、人間性とは、コミュニケーションとは、といったところが表現されていく。 個人的には古橋悌二自身のドラアグクイーンとしての歌、BUBUの股間から出てくる万国旗に慟哭を禁じえなかった。 あまりに衝撃で、オペラシティもICCの展示も見る気になれなかった。見たものを大事にしたかった。見られてよかった。 ■
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by olga-tanake
| 2008-09-22 04:10
![]() 関内ZAIMにて行われている「the echo」展を見に行った。 若い作家たちが集まり、校舎のような建物で余裕のあるスペースで展示。 以前から興味のある作家が多数参加していたので楽しみだった。 自分なりに面白かったのは竹村京、名和晃平、泉太郎。 竹村京の展示は刺繍とパラフィン紙、テレビなどいろいろなメディアをさらりと、でもしっかりと記憶に残るように作られていた。 名和晃平は映像による展示だったが、プロジェクションではなく液晶を使用していたのがちょっと驚き。ブレによる視覚的効果を呼び起こす作品であり、そのためにかなり高解像度の液晶が使用されていた、と思う。 泉太郎はばかばかしいなあと思うアイデアをすごくスマートに表現していてびっくり。子供もすごく楽しそうに見ていたのが印象的。 記述していないけれど他の作家も面白かった。 ■
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by olga-tanake
| 2008-09-13 04:10
![]() 森美術館にて行われている「アネットメサジェ展」を見に行った。 ぬいぐるみと鳥の剥製を組み合わせたり、ピノキオが鯨に飲み込まれたときの情景を静かに表現したりと、表現方法が非常に面白い作家。 普通に見ていて「かわいいなあ」と思ってしまう作品にも、なんだか後で思い出してしまうようななにかひっかかるものを残してくれる。 実際にはすごくフェミニストだという作家、今回の展示にはそれがあまり感じられず。 他の作品も見てみたい。 ■
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by olga-tanake
| 2008-09-07 04:14
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ソウル、ファンク、ジャズを基盤としつつも、柔軟なスタイルで演奏するベーシスト。
ベーシストとしてだけではなく、VJ、トラックメーカー、デザイナーとして映像・ 現代美術・ダンスといった様々なジャンルを横断した活動を行っている。 全ての表現活動の壁を無くし、フラットに、自由に、複雑な結合を繰り返すことを目指している。 検索
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